沢野建設工房
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 HOMEゼロへの念想い合板フローリングは使いません!

合板フローリングの概要、メリット・デメリット

一般住宅やマンションでフローリングといえば、たいてい合板フローリングを指します。合板フローリングとは、合板の表面に木の薄板(突き板といいます。)を張りつけたフローリングのことです。表面に貼り付けた突き板は厚さ0.3ミリ程度のものが多く、その突き板部分が削れてくると下地である合板部分が表面に現れて醜いものになります。そのままでは耐摩耗性が劣るため、強度を高めるためにプラスチックなどで表面処理をすることもあります。

合板フローリングのメリットは、寸法安定性に優れていること、安価で種類が非常に豊富なこと、施工性の良さが挙げられます。また最近では、傷防止・遮音対策・床暖房対応・トイレ用など様々な用途向けの機能性商品も多く出ています。

市販されている合板フローリングは、ホルムアルデヒドを一定量以下に抑えた「F☆☆☆☆」になっていますが、合板の製造過程や表面処理などの過程で多量の接着剤が使われていることに変わりはありません。合板フローリングを貼った直後は接着剤特有のニオイが辺りに漂うことから、いくら「F☆☆☆☆」でも使われる面積が増えれば、かなりの量のホルムアルデヒドや化学薬品が放出されていることがわかります。

合板フローリングの基材に使われている合板は、湿気に対して非常に弱く経年変化も相まって、いずれは剥離するところが出てきます。また自然の木に比べれば断熱性も劣るため、冬場に裸足で触れると、ヒヤッとした経験は誰でもあるでしょう。

▲合板フローリング(左)と無垢フローリング(右)
※表面は似たように見えます。
▲断面は全く違う!
▲フローリングの裏側(左が合板、右が無垢) ▲合板フローリングのヒノキの部分はわずか0.3ミリ

天然木だけで作られた無垢フローリングの特性

一方、私たちも使っている無垢フローリングは、合板を一切使わずに天然木だけで作られたフローリングのことです。

使い続けるほどに味わいが増し重厚感もあり、厚み自体も合板フローリングよりも厚いので断熱性に優れています。元々が1本の木から作られている上に調湿効果もあるので、合板フローリングのように湿気ではがれる心配もなく耐久性が非常に高いのが特長です。また、大量の接着剤や化学物質も使われていないので、安心して室内に使うことができます。

これらの長所を持つ無垢フローリングですが、気になる点があるのも事実です。暖房やエアコンで乾燥すると隙間が生じたりかすかに反る場合もあり、ものを落としただけでも傷がついてしまいます。

施工する際も合板フローリングが1枚張れば30センチ進むのに対し、無垢だと7.5センチ程度しか進まないので施工手間は確実に増えますし、高い技量が必要とされるので、無垢フローリングを貼りたがらない工務店さんがいるのも事実です。

一般住宅で多く使われているのは、安価で隙間も生じにくく表面に傷がつきにくい合板フローリングの方ですが、大量の接着剤を使っているためにお世辞にも健康にいいと言えるものではありません。

また、湿気に弱いため将来的にはどうしても剥離の心配が出てきます。このような材料をお客様の生涯のマイホームに使うわけにはいきません。

▲重厚なクリの無垢フローリング

月日を重ねるごとに質感が増す無垢フローリング

一方の無垢フローリングは、確かに隙間が生じたりすぐに傷がついたりしますが、一見デメリットに見えるこの特徴は、木が湿気を吸ったり吐いたりして室内の湿気をコントロールしているからこそ起こる現象です。

むしろ真冬でも裸足で歩ける断熱性の高さや真夏でもさらっとした感触で、一度素足で歩くと病みつきになるほど心地よいものです。

接着剤をほとんど使っていないことからシックハウスにもなりにくく、湿気ではがれる心配もありません。赤ちゃんがハイハイしたり床に寝転んでも安心できる床材といえます。

さらに人が歩くことで磨かれて徐々に飴色に変わっていく無垢フローリングは、月日を重ねるごとにその質感を増していき、何世代にもわたって愛着の持てる床になることでしょう。
▲真冬でも温かい杉の無垢フローリング
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