沢野建設工房
ホーム サイトマップ お問い合わせ アクセスマップ
 HOME>木の話

コラム
「無垢板と合板」
 
「同 じ20℃の室内に並べておいた、同じ厚みの無垢板と合板。

「どちらの方が表面温度が高いでしょうか?」

答えは、どちらも同じ20℃です。しかし、実際に手で触ってみると、無垢板と合板では手に伝わる温かみが全く違います。無垢板の方が明らかに温かいのです。

その理由は、熱伝導率(λ)の違いにあります。この数字が大きいほど、熱の伝わり方が早くなります。言い換えるなら、この数字が大きいほど体温が奪われやすいと言えます。

--------------------------------------------
 杉、ヒノキ     0.12W/mK
 構造用合板     0.16W/mK
 タタミ       0.11W/mK
 コンクリート    1.2W/mK
 アルミニウム合金 200.0W/mK
---------------------------------------- ----

ヒノキと合板を比べると、数値上は、わずか0.04W/mkですが、触り比べてみての体感としては、大きく違うことに私の方が驚いてしまいました。

この違いを一番実感できるのは、住宅のフローリングでしょう。床暖房のない合板のフローリングでは、冬場にスリッパなしではとても立っていられないかと思いますが、柔らかくて空気の層をいっぱい含んだ無垢フローリングなら、案外スリッパなしでも大丈夫なくらい暖かいのです。人によっては、床暖房と勘違いするほどの自然な暖かさを実感されるようです。

「どちらも同じ“木”なのに、なぜそれほど違うの?」と不思議に思うかもしれませんね。
その違いは、無垢板の方が細かい細胞の一つ一つに空気の層が形成されており、天然の断熱材になっているのに対し、合板は何層かの接着面の部分には空気の層が全くないからなのです。

断熱材そのものに関心が高い人は多いと思いますが、肌が触れるフローリングの材質を無垢材に替えるだけでも、暖かさを実感することができます。床の工事をする際には、ぜひとも無垢材のフローリングも候補に上げてくださいね。


 
の話-リスト
 
 
木の話
木の家づくり|スタッフブログ Facebook公式ページへ 北安田モデル 優良工務店の会|JAHO 財団法人住宅産業研修財団 工務店サポートセンター 大工育成塾 国家プロジェクトで職人養成 石川県木造住宅協会